UPDATE:2015.10.12
3レイヤー特集
いまや機能だけでない。街着としても映える、”3レイヤー”の確かな実用性。
冬の寒さや、雨や雪などの過酷な天気の変化にも対応することができる”3レイヤーアウター”は、アウトドア好きには欠かすことのできないアイテムです。それはサイクリストにとっても、同じこと。いまやファッション性も高く、見逃せない存在となった3レイヤーアウターを2つご紹介します。
この時期、”アウター”といっても2レイヤーや3レイヤーなどの文字を見かけます。なんとなく機能性はわかっても、実際どっちを選べばいいのかわからないですよね。
TOKYO Wheelsで”2レイヤー”といえば、narifuri(ナリフリ)の2レイヤーマウンテンパーカーが有名です。
▼2レイヤーマウンテンパーカー¥43,200/narifuri(ナリフリ)
表には撥水コーティングした生地、内側にはべたつかないようにメッシュ素材を使った2層構造になっています。非常に高い撥水性と防風性を持ったアウター。雨の日にはライドを控え、急な雨に短時間対応してくれるなら十分という方には十分な仕様です。
一方”3レイヤー”となると、裏地がよりしっかりとしたものに変わるものが多く、表地と裏地でボンディングを施したり、シームテープにより水滴の侵入を防いでくれる完全防水性がほとんど。より防寒性の高いものを求める方にも、やっぱり3レイヤーはおすすめなのです。
正直、そこまでしっかり防水してくれなくても大丈夫かも・・・と思われる方がいると思いますがが、3レイヤーのハイスペック感がやはり男性の心を掴むところなんですよね。また、今年は特にかっこいいものが多く、見逃せなくなっています。
まずは安定のnarifuriから。なんとあのECWCSを3レイヤーにしました。
▼ECWCS 3レイヤーパーカー¥45,360/narifuri(ナリフリ)
narifuriは過去にも、64クロスを使ったECWCSパーカーや、極寒地でも大丈夫な中綿のECWCSコートを展開してきましたが、今年はついに3レイヤーが登場。
ECWCS(エクワックス)は、元々空軍が使用するアウター。防寒着として、MA-1などの上にも羽織れるよう少し大きく作られています。
narifuriのECWCS3レイヤーパーカーも少しオーバーサイズに作られているので、前傾姿勢が取りやすく、着る人を選びません。
ウェザークロスに特殊フィルムを施し、裏地をラミネートした3レイヤー生地。内側にはシームテープ、フロントジップは止水ジップを採用し、より高い防水性を持たせています。また、ポケットにも雨が入ってこないようにフラップをつけています。
首元は高く作ることで風の進入を防いでいます。同様に、袖口にはスナップボタンで絞れるように。
体温が上がったときを考え透湿性も備えた構造。さらに、袖の下にファスナー付きのベンチレーションを備えることで、アウターを脱がずとも適度な風を入れることができるのです。
背面と袖に細いリフレクターテープを施すことで、昼はデザイン性を持たせ、夜には視認性を高めてたものに。
ECWCSならではの仕様はしっかりありつつも、ミリタリー感を抑えたデザイン。特にホワイトは3レイヤーアウターとしても珍しいので、個人的におすすめカラー。
スタイルとしては、アウターのサイズに合わせてちょいゆるパンツで合わせるのがベストバランスですよ!
3レイヤーでこの価格帯というのも驚きです。
高機能になるとどうしてもアウトドアウェア感が強くものが多く、苦手な方にはなかなか手に取れなかった部類。これなら街着の際にもレイヤードしやすく、ここまでオンオフ活躍できるものは少ないのではないでしょうか。
そしてこちらは本場のアウトドアブランドKLATTERMUSEN(クレッタルムーセン)より、ALLGRON JACKET(アルグロン)。
▼3レイヤージャケット【ALLGRON JACKET】¥71,280/KLATTERMUSEN(クレッタルムーセン)
ブランドの定番アイテムとして、展開しているシェルジャケットです。
最初に着た感想は、やはりアウトドアブランドなだけに軽く、よくあるごわつきがないということ。
生地にはリサイクルポリエステルを原料とした「Cutan®(クタン)」を採用し、薄く柔らかな3レイヤー素材が高い防水性を実現。さらに、透湿性だけでなくストレッチ性にも優れた、まさに自転車に嬉しい素材なんです。
フロントから雨や風を入れないように、フラップにはスナップボタンを二重に。ポケットはフラップを付けることで、しっかり進入を防いでいます。
こちらも襟元は高く作られ、KLATTERMUSENの象徴ともなる、ファスナーが顔に当たりにくい「フロントの斜めジップ」も搭載。
また、フードの調節が可能なドローコードを装備。裾や袖口にもつけることで、どこからも風や雨が入りにくいように考えられています。
ECWCS 3レイヤーパーカー同様、暑くなったときのために脇から大きく設けたベンチレーションがすばやく衣服内に風を取り入れます。
ポケットの内側はメッシュ素材にもなっているので、こちらもベンチレーションとしても機能。アウトドアウェアだからこその、肘から袖先まで補強コーティングや、右ポケットには遭難した場合を想定したコンパスとホイッスルが付いています。
装飾が少ないからこそ、KLATTERMUSENらしいパターンやマットな生地感、細部のディテールが映えるジャケット。デニムパンツと合わすだけでも、こなれたアウトドアスタイルが完成されてしまうから不思議です。
KLATTERMUSENの中では少しシャープに仕上げたデザイン。日本サイズよりもワンサイズ下がちょうどいいですが、今っぽいシルエットにするなら同サイズでゆったりオーバーサイズで着てもかっこいい。雪山などの寒い地域でも使えるハイスペックさは、スノーボードなどでも活躍しますよ。
服に煩い男性陣を納得させるブランドだからこそ、タウンユースにも活躍させてほしい一枚。機能だけで選ばなくなった3レイヤーアウターは、今年が買い時かもしれません。
▼narifuri(ナリフリ)の商品ページはこちら
▼KLATTERMUSEN(クレッタルムーセン)の商品ページはこちら
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TOKYO Wheelsで”2レイヤー”といえば、narifuri(ナリフリ)の2レイヤーマウンテンパーカーが有名です。
▼2レイヤーマウンテンパーカー¥43,200/narifuri(ナリフリ)
表には撥水コーティングした生地、内側にはべたつかないようにメッシュ素材を使った2層構造になっています。非常に高い撥水性と防風性を持ったアウター。雨の日にはライドを控え、急な雨に短時間対応してくれるなら十分という方には十分な仕様です。
一方”3レイヤー”となると、裏地がよりしっかりとしたものに変わるものが多く、表地と裏地でボンディングを施したり、シームテープにより水滴の侵入を防いでくれる完全防水性がほとんど。より防寒性の高いものを求める方にも、やっぱり3レイヤーはおすすめなのです。
正直、そこまでしっかり防水してくれなくても大丈夫かも・・・と思われる方がいると思いますがが、3レイヤーのハイスペック感がやはり男性の心を掴むところなんですよね。また、今年は特にかっこいいものが多く、見逃せなくなっています。
まずは安定のnarifuriから。なんとあのECWCSを3レイヤーにしました。
▼ECWCS 3レイヤーパーカー¥45,360/narifuri(ナリフリ)
narifuriは過去にも、64クロスを使ったECWCSパーカーや、極寒地でも大丈夫な中綿のECWCSコートを展開してきましたが、今年はついに3レイヤーが登場。
ECWCS(エクワックス)は、元々空軍が使用するアウター。防寒着として、MA-1などの上にも羽織れるよう少し大きく作られています。
narifuriのECWCS3レイヤーパーカーも少しオーバーサイズに作られているので、前傾姿勢が取りやすく、着る人を選びません。
ウェザークロスに特殊フィルムを施し、裏地をラミネートした3レイヤー生地。内側にはシームテープ、フロントジップは止水ジップを採用し、より高い防水性を持たせています。また、ポケットにも雨が入ってこないようにフラップをつけています。
首元は高く作ることで風の進入を防いでいます。同様に、袖口にはスナップボタンで絞れるように。
体温が上がったときを考え透湿性も備えた構造。さらに、袖の下にファスナー付きのベンチレーションを備えることで、アウターを脱がずとも適度な風を入れることができるのです。
背面と袖に細いリフレクターテープを施すことで、昼はデザイン性を持たせ、夜には視認性を高めてたものに。
ECWCSならではの仕様はしっかりありつつも、ミリタリー感を抑えたデザイン。特にホワイトは3レイヤーアウターとしても珍しいので、個人的におすすめカラー。
スタイルとしては、アウターのサイズに合わせてちょいゆるパンツで合わせるのがベストバランスですよ!
3レイヤーでこの価格帯というのも驚きです。
高機能になるとどうしてもアウトドアウェア感が強くものが多く、苦手な方にはなかなか手に取れなかった部類。これなら街着の際にもレイヤードしやすく、ここまでオンオフ活躍できるものは少ないのではないでしょうか。
そしてこちらは本場のアウトドアブランドKLATTERMUSEN(クレッタルムーセン)より、ALLGRON JACKET(アルグロン)。
▼3レイヤージャケット【ALLGRON JACKET】¥71,280/KLATTERMUSEN(クレッタルムーセン)
ブランドの定番アイテムとして、展開しているシェルジャケットです。
最初に着た感想は、やはりアウトドアブランドなだけに軽く、よくあるごわつきがないということ。
生地にはリサイクルポリエステルを原料とした「Cutan®(クタン)」を採用し、薄く柔らかな3レイヤー素材が高い防水性を実現。さらに、透湿性だけでなくストレッチ性にも優れた、まさに自転車に嬉しい素材なんです。
フロントから雨や風を入れないように、フラップにはスナップボタンを二重に。ポケットはフラップを付けることで、しっかり進入を防いでいます。
こちらも襟元は高く作られ、KLATTERMUSENの象徴ともなる、ファスナーが顔に当たりにくい「フロントの斜めジップ」も搭載。
また、フードの調節が可能なドローコードを装備。裾や袖口にもつけることで、どこからも風や雨が入りにくいように考えられています。
ECWCS 3レイヤーパーカー同様、暑くなったときのために脇から大きく設けたベンチレーションがすばやく衣服内に風を取り入れます。
ポケットの内側はメッシュ素材にもなっているので、こちらもベンチレーションとしても機能。アウトドアウェアだからこその、肘から袖先まで補強コーティングや、右ポケットには遭難した場合を想定したコンパスとホイッスルが付いています。
装飾が少ないからこそ、KLATTERMUSENらしいパターンやマットな生地感、細部のディテールが映えるジャケット。デニムパンツと合わすだけでも、こなれたアウトドアスタイルが完成されてしまうから不思議です。
KLATTERMUSENの中では少しシャープに仕上げたデザイン。日本サイズよりもワンサイズ下がちょうどいいですが、今っぽいシルエットにするなら同サイズでゆったりオーバーサイズで着てもかっこいい。雪山などの寒い地域でも使えるハイスペックさは、スノーボードなどでも活躍しますよ。
服に煩い男性陣を納得させるブランドだからこそ、タウンユースにも活躍させてほしい一枚。機能だけで選ばなくなった3レイヤーアウターは、今年が買い時かもしれません。
▼narifuri(ナリフリ)の商品ページはこちら
▼KLATTERMUSEN(クレッタルムーセン)の商品ページはこちら
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text by sasaki <STAFF PROFILE> |
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