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Jedia
2017.03.28 Tue
長きに亘って愛されるブランドには、そのブランドの“顔”といったモデルが必ず存在します。
たとえば。 FERRANTE(フェランテ)ならばスエードコインローファーの【ISEO/イセオ】。(うちてきには、もうひとつのコインローファー 【PENNY/ペニー】もか 笑)。さらには。ZANONE(ザノーネ)といえば【CHIOTO/キョート】であり、これからのシーズンはアイスコットンポロも。SOLIDO(ソリード)ったら、傑作ジャージー多数ですが、やはり超度詰天竺ジャージーのスラックスは外せない。
あれやこれや、書き始めたら止まらないのでこのあたりで。。
で、本題。JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)。略してジョンスメといえば?
大きなくくりでいけば、ニットです。歴史がありすぎるが故、その中でも名作が多数。メリノウールのタートルであり、Vカーディガン。これからのシーズンならば、やはりポロシャツ。ではありますが。
ジョンスメったら、なんといってもシーアイランドコットンでしょう。
コットンとひとくちに言っても、そのランク(質)は数多存在します。ジョンスメをジョンスメたらしめたのが「宝石のようなコットン」と称され、王室にも愛され過ぎて、ある意味監禁状態(門外不出 )にまでされたコットン。それがシーアイランドコットン。
参照:【3月25日スタート】シーアイランドコットンを堪能しよう!JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)フェア開催!
思い返せば、20数年前、ファッション誌に掲載されたジョンスメの記事を見て、上京間もない若造(私)がなけなしのお金を持ってキラキラするセレクトショップ(←当時のイメージ)に覚悟を決めて買いに行った記憶が鮮やかに蘇ります。
その時は、残念ながらお目当のカラー、サイズが無かったのですが、試着の時に触れた、そのシーアイランドコットンの滑らかさ、柔らかなタッチは、それまでTシャツ、オックスフォードのボタンダウンのシャツに馴染んだ小僧の肌を優しく包み込み、大人の階段を何段も駆け上がったかのような心地にしてくれました。
スタイルも今もほとんど変わらないクラシックさで、ポロシャツってこんな上品なんか?!と。鏡に映る(大人びた)自分にも驚きました。
その後、手にしたジョンスメのポロ。ココイチの時には必ず登板。数知れず夜の街へも着ていきオトナの遊びも一緒に覚えたものです。(当時、遊んでくれてたお姉さん連中のウケも抜群によかったなー。)
気に入りすぎて、ずっと着てたから解れたりもしましたが、それこそ夜なべで縫ってもらったりもして気に入って愛用してました。
うーん。思い入れが強すぎるきらいはありますが、ほんと、英国を感じさせてくれる英国を代表するブランドであり、良くも悪くも流されない。(英国ブランド全体に通づるアイデンティティですね。)
ジェディアで再会を果たしている今も、いつものように上品に佇んでくれています。
時は流れ、ブランドさんも柔軟になり、ジャパンフィットモデルなども展開。イタリアンファッションであり、今の気分には相応しいモデルも多数ラインナップしています。
ですが、個人的に最もジョンスメらしいと思うのはショートスリーブポロニット【ISIS/アイシス】。ジョンスメをご存知の方も、これからジョンスメ、という方にも是非ご覧いただきたいアイテムです。
ジョンスメといえばシーアイランドコットンであり、ジョンスメといえばクラシックポロの【ISIS/アイシス】であることは、きっと、これからも変わらないように思います。
サイクサ
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