お金をかけるべきところ、見誤らないでくださいね。

今日は大事なお話。

自転車死亡事故のうち、頭部損傷が原因で亡くなっている人の割合は約60％近くというデータが出ているの、ご存じですか？

体の擦過傷や打撲・骨折はなんとか治りますけど、脳の損傷は治らないことのほうがほとんど。むしろ後遺症があると思うと、考えただけでも恐ろしいですよね。

そんな頭部（脳）をしっかり守ってくれるヘルメット、ちゃんと選びましょう、というお話です。

TOKYO Wheelsがオススメするのは、GIROのMIPSという機能が搭載されたモデル。特に上位モデルのSYNTHEはデザイン性・機能性にも優れたトップクラスのヘルメットです。

そもそも、MIPSとは何か？ということでこちらの映像をご覧ください。

©Diatech

頭部を保護するヘルメットに、新たに付け加えられた最新機能です。最近のヘルメットの多くに、このMIPSが搭載されています。欧米ではエントリーグレードのヘルメットにまでこのMIPS機能が備わっており、関心の高さ（自転車文化の違い）が伺えます。

（これは以前サンフランシスコに旅行した際、立ち寄った自転車屋さんで撮ったもの。SUTTONですらMIPS搭載という）

そう言えば、昨年ASSOS本社に行った際もアメリカに旅行に行った際も、ほとんどの自転車乗りがヘルメットを当たり前のように被っていました。

それに比べて、日本ではまだまだヘルメットの着用については浸透していないですね（そもそも、自転車が走る環境が整備されていない、という噂もありますが。自転車乗りのマナー・モラル含め環境的にまだまだ欧米には及びません）

子供にヘルメットを被らせている光景は良く目にしますが、その両親がヘルメット被っていないというのも良く見る光景です。お父さんお母さん、貴方たちが転んで頭打って大変なことになったら、その子の面倒は誰が見るんですか・・・と思ってしまいます。

ASSOS PRO-SHOP TOKYO WESTでは、ASSOSのJINGOに加えてGIROのSYNTHEも取扱いしています。

こちらはGIRO SYNTHE MIPSの通常モデル。ブラックも人気ですが、個人的にはホワイトが一番使いやすいのでは？と思っています。空力と快適性を追求した結果、従来の流線型から丸みを帯びたシルエットに。結局のところ、他メーカーも追随するように丸型のヘルメットを作っていますね。そういう意味では、現在のオールラウンドヘルメットに＋エアロ効果をもたらしたのはGIROが最初だったと言ってもいいかもしれません。

こちらは、GIRO SYNTHE MIPSのBMCチームカラー。限定もの、です。来週のGW初日（5/3）に入荷予定のBMCキットと合わせたらバッチリですね。ヘルメットの入荷数量は極僅かですので、気になる方は事前にお電話で確認いただいたほうがいいかもしれません（03-6706-4687まで。弊社WEBにも間もなくUPされますが）

自転車パーツやホイールなど、様々なところに存分にお金をかけていただきたいのですが、ヘルメットにも同じくらいお金をかけてほしい、というところです。たかがヘルメット、されどヘルメット。ノーヘルでロードバイクから前転決めて首の神経にダメージ食らった知人がいます。幸か不幸か、後遺症はなく今は元気にしていますが、転んだ時は「終わった」と思ったそうです。

何かあってからでは遅い。残りの人生を楽しいむためにも、ヘルメットにはお金をかけてください、という話でした。

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