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TOKYO WHEELS Osaka
2019.11.08 Fri
7MESH 2019AW COLLECTION FAIRが今日からはじまったわけですが
7MESH(セブンメッシュ)と言えば、個人的にアウターアイテムに毎年注目してます。
過去作では・・・
山岳系最強の防水防風透湿素材『GORE-TEX Pro®』を惜しげもなく使用し、ブランドのデビュー記念アイテムでもあった、現在は廃番のRevelation Jacket (私持ってます!最高っすよ。)や。
今や他ブランドのファンにまで知れ渡るところとなった、最もトンガったゴアテックスファブリック『GORE-TEX® SHAKEDRY』を使ったOro Jacket(売り切れてますが。。)等々。
かのアークテリクスの全盛期を支えたメンバーが作るだけあって、素材選びと、それを十二分に活かすカッティングはどこよりも強いと思います。
昨年デビューし、今年は新色も加わったこの【Freeflow Jacket】も、その機能を紐解き、よくよく理解してみれば実に革新的なことをやってのけていることが分かります。
(169cm/63kgでSサイズ着てます。適度にタイトで良し。)
Polatec® Alphaストレッチインサレーションジャケット【Freeflow Jacket】¥30,000 (税抜)
まずこれ、羽織ると分かりますがかなり暖かいです。着た瞬間からフワッと温もりを感じられる。相当薄くて軽いのに。
15℃に迫った今日の日中だったら、暑かったろうと思いますよ。10℃に迫る頃からが出番でしょうか。今だと朝晩はそうですが、来週くらいから日中も10℃切るみたいですよ、オーサカ市。
これ、便宜上は中綿ジャケットということになるんですけど、もはや中綿ジャケットのボリュームでなく、しかもパッカブル。ヘルメット半分くらいのボリュームになっちゃいます。
この薄さの秘密は簡単な話で、綿を詰めていないからです。
リップストップナイロン系の防風・透湿の生地の裏に、暖かなウラケ素材をボンディング(貼付けというか編み込み?)してます。
裏返すとこんなカンジになってます。
フロントはほぼ全面ウラケでして、お腹辺りは適度に抜いてますね。
そして背中はこうです。
オーバーヒートを起こしがちな箇所はボンディングしてません。透湿重視。透けるくらい。
だから薄いわけです
が!
普通、ウラケってこうです。長いファーが高密度にあるから、暖められた空気を抱き込んで暖かいわけです。
ですが、シッカリ漕いじゃった日には、これがアダとなって暑くなっちゃったりもまたありますよね。真冬でも。どちらかと言えば街乗り向きの素材。
そこで【Freeflow Jacket】では・・・
分かりますか?ウラケがビッシリじゃないですよね。
適度に間引いているというか、通気するための一定の空間を設けてある。
私の知る限り、これはどこもやってません。7MESHだけ。よくこんなこと考えますよね。ウェアオタクだ。
だからボリュームを抑えて薄く、軽く、そして暖かく。
いざ漕げば適度に通気し、そしてムレを透湿する。
そして止まれば風を止めて暖かい。というわけなんですよ。
『薄いウインドジャケットじゃ寒そうだし、でもレインじゃ着心地がいまいちだしゴツいんだよなー。ダウンは暑いからありえないしなー。』
今の時期、こんな風に悩むあなたなら、ど真ん中に突き刺さるジャケットだと思います。
可能であればお店で袖を通してみて下さい。
なるほどこういう事ねーって、なりますから。
そしてきっと欲しくなります(笑)
(シゲマツ)
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