UPDATE:2015.11.30
narifuri(ナリフリ)裏ボアフィールドジャケット
ミリタリーアイテムとサイクルウェアの素敵な関係
日本を代表するサイクルウェアブランド「narifuri(ナリフリ)」 多くのサイクリスト達を魅了するブランドのアイテムは、機能的かつ高いファッション性も兼ね備えています。その中にはミリタリーアイテムをデザインリソースにするプロダクトが数多く見られる。

数多くのブランドやデザイナーが、「ミリタリーアイテム」をデザインリソースにしたアイテムを生み出し、映画俳優やファッションアイコンと呼ばれる人たちが「ミリタリーアイテム」を劇中で着用したり、スタイリングに取り入れることでファッションシーンに多大なる影響を与えてきました。
トレンチコートやN-2BにN-3B、ここ数年続くMA-1の流行などなど秋冬シーズンになれば、街中で目にする機会はが多いと思います。
もはや『フィールドジャケット(コート)=M-65』ではない。最新野戦ジャケットECWCS(エクワックス)
▼裏ボアフィールドジャケット ¥66,960/narifuri(ナリフリ)
▼オックスヒートシャツ ¥28,080/narifuri(ナリフリ)
▼ハードポンチ5ポケットパンツ¥23,760/narifuri(ナリフリ)
フィールドジャケットと聞くと真っ先に連想するのが「M-65」フィールドジャケットですが
▼バイシクル中綿M65ジャケット【Andrews】 ¥46,440/TOKYO Wheels(トウキョウウィールズ)
アメリカ軍が採用した野戦用の防寒戦闘服で、1965年型モデルとしての呼称が一般的にアイテム名として定着しています。
ジャケットに着脱可能なインナー(ライナー)を装着し、様々な環境下で活動できるように開発されました。
映画「タクシードライバー」で、ロバート・デ・ニーロが演じた退役軍人のタクシードライバー「トラヴィス」が着用し、瞬く間にファッションアイテムとして世界中に広がりました。
しかし、narifuri(ナリフリ)が提案する裏ボアフィールドジャケットはミリタリーアイテムの匂いを感じさせながらもM-65をはじめ、その他の「M」シリーズと一線を画したデザインになっています。
実はそのデザインの元とも言えるのが、narifuriが3レイヤーパーカーのデザインリソースにもしている
▼ECWCS 3レイヤーパーカー ¥45,360/narifuri(ナリフリ)
米軍が採用するECWCS(エクワックス) ‥EXTENDED COLD WEATHER CLOTHING SYSTEM(拡張式寒冷地用システム)
のECWCSパーカー(通称:ゴアテックスパーカー)なんです!
narifuri(ナリフリ)的選択とアップデート。
ECWCSは開発当事の1980年代より進化しており、気候・気象条件によりインナーやシャツ、シンサレートにゴアテックスのシェルなどを組合わせるレイヤリングシステム
機能を足して、足して、足して完成する仕組みです。今っぽい手法ですね!
しかし、narifuri(ナリフリ)裏ボアフィールドパーカーは第1世代(ライナー付き)のジャケットデザインをベースにしています。大きな理由としては…やはりこのポケットでしょう!
この特徴的な形状の大きなポケットは収容能力もさることながら、ライディング姿勢時に収納したモノやポケット自身の重さで、入れ口が広がりポケットへのアクセスがとってもスムーズ。
体勢を起こさなくてもスッと入ります。
ちなみにECWCS第1世代以降のジャケットはポケットのデザインが変更され見た目も全くの別物になっています。
※第2世代‥大きなフラップ付きの縦型ポケット。ポケットの横からも使えるマウンパの様なデザイン。
第3世代‥左右の胸元から、腰にかけて付いたファスナー式のポケット。
サイクルウェアに欠かせないバックポケットもしっかりと配備。
ECWCS第2、第3世代のゴアパーカーも優れた機能性とデザインなのですが、「自転車に向いた仕様」という事を考えるとこのデザインが一番なのかも知れません!!
真冬のライドは(寒さとの)戦いだ!!
レイヤードよりも、これ1つで全て解決!という裏ボアフィールドジャケットは、narifuri(ナリフリ)カモボアフードパーカーと同素材のボアがライナーとして使用されており、
十分な暖かさを確保するだけでなくフードの中に、
ネックウォーマーが収納され
冷たい風・外気から口元や首元をしっかり守ってくれます。
また本体のポリエステル素材は適度なストレッチ性と撥水性を持ち、ライナーのボアもハリがある素材感なので
『ボリュームを押さえ動きやすさを確保しながら暖かい』
という奇跡的なアイテムになっています!
写真右の生地のサラッとした質感も、生地同士が擦れ合って引っかかったりしないのに一役かっています。
コットン素材もしくはコットン/ナイロン素材でライナー付きの「M-65」や、シェル素材に保温性ライナーのついたECWCS第1世代パーカーには感じる事のできない領域です。
その動きやすさとスッキリシルエットなので、こんなスタイルも◎
もちろん「レペゼン!シティサイクリスト!!」的なスタイルで着るのも有りでございます♪
▼ウールニットキャップ ¥7,344/narifuri(ナリフリ)
▼narifuri/H-FUSHIONサングラス2015 ¥20,520/narifuri(ナリフリ)
▼裏ボアフィールドジャケット ¥66,960/narifuri(ナリフリ)
▼オックスヒートシャツ ¥28,080/narifuri(ナリフリ)
▼ストレッチコットンパンツ【GIRO MOBILITY TROUSER CLASSIC】 ¥19,440 /GIRO(ジロ)
▼ワークブーツ【CHROME 415 WORKBOOT】 ¥12,960/CHROME(クローム)
戦う為の動きやすさや、強度、利便性を極限まで追及しているのがミリタリーアイテム。
そのデザインや用途など本来の目的をあまり知らず、ただ「デザイン」として受け止めてしまう事が多いとは思いますが
ふか~く掘り下げてみるのも中々楽しいモノです。
しかし!ふか~く掘り下げた結果、1980年代から開発されたECWCS(エクワックス)。コスト高のため、完全にECWCSに移行しているわけではないもよう。
2000年代にもM-65が発注・納品されているそうな!!むむむ頑張れ「M-65」!!
▼narifuri(ナリフリ)の商品ページはコチラ
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text by K・ヤノ <STAFF PROFILE>
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