GIROのビンディングシューズ、実際に愛用しているスタッフから本音を聞いちゃいました。【インプレまとめ～前編～】

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GIROのビンディングシューズ、実際に愛用しているスタッフから本音を聞いちゃいました。【インプレまとめ～前編～】

UPDATE:2017.08.22

GIRO（ジロ）ビンディングシューズ特集～前編～

TOKYO Wheelsスタッフの間にて、最も所有率の高いビンディングシューズ"GIRO（ジロ）"。確かにGIROはプロも愛用するほどいいって聞くけど、種類も多くて自分に合う一足がわからない。そこで、実際に愛用しているスタッフに選んだ経緯や本音を聞いちゃいました。

TOKYO Wheelsにて、3つ穴タイプのビンディングシューズの取り扱いは比較的少ない方かもしれません。それはサイクルジャージ中心とショップではないということもありますが、一番は機能性・デザインともに納得したものでないとお店に並べたくないから。

ビンディングシューズは、ケイデンスが80くらいと考えて一分間に80回、1時間で4800回、8時間で4万回近くも脚を上下に動かしているギアです。格好良く見えるということももちろん大切ですが、それ以前に機能面に対しての安心感が大事なのです。

GIRO（ジロ）は大きな大会にて活躍するトップクラスの選手も愛用していることで有名。そんなシューズを作っているのは、世界でみても現在は2、3ブランドほどでしょうか。とはいっても、EMPIREシリーズやTECHLACEシリーズといった種類が多いだけにどれを自分に合っているのか、どれを選べばいいのかがわからない。そこで実際に使っているスタッフに、それを選んだ経緯から今の本音まで聞いてみました。

「EMPIRE ACC」愛用者、スタッフNの場合。

Tokyo Motorist（トーキョー・モータリスト）の顔でもある、スタッフNこと"ノヅ"。実はバリバリのアスリート気質な彼。トライアスロンにて鍛えられた肉体は、モータリスト担当者とは思えません（笑）

そんなノヅは元々GIROのトライアスロン用シューズを持っていたこともあって、ブランドへの信頼感は強く、ロード用シューズとして選んだのはEMPIRE ACCでした。

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ーなぜEMPIRE ACCにしたのですか？
ノヅ（以下N）：カラーがハイビズイエローだったから。愛用しているヘルメットがハイビズイエローだったから、合わせたかったんだよね。※廃盤カラーにより、現在販売はありません。

ー小物のカラー合わせはTOKYO Wheelsでもお伝えしてきた、スタイルテクですね。さすがです！ですが、SENTRIE TECHLACEもイエローカラーはありますが？
N：俺が買ったときはなかったんだよね。だから選択肢がなくて。当時EMPIRE ACCのイエローはすごくドンピシャで、悩む理由がなかった。

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Yusuke Nozuさん(@yusuke.nozu)がシェアした投稿 - 2017 5月 3 6:30午前 PDT

ーおお！本当気持ちいいくらい統一されてて、とても格好いいです。黄色、お好きなんですね。
N：、、、そうだね。ランシューズも黄色だしね。でもこの色で得したこともあって。夜道での視認性を高めるだけでなく、レースなどでも応援してくれる人にも気付いてもらいやすかったり。

ー確かに、これなら自然と目に入りそう。実施に使ってどうでうか？以前使われていたビンディングシューズとの違いとかってありますか？
N：もう今は廃盤になったトライアスロン用のものを持ってたんだけど、ロード用も欲しくなって。トライアスロンって泳いだ後にすぐ自転車に乗れるよう、ペダルにシューズを取り付けておいてるんだよね。もはや走りだしながらシューズを穿いてる感じだから、シューズの調節も太いベルクロ2本だけ。EMPIRE ACCはロード用だし当たり前っちゃ当たり前なんだけど、こんなにも履き心地や走りやすさが違うのかって驚いたよね。
※ちなみにトライアスロン用のシューズもイエローでした（笑）

何よりもシューレースの良さに気付いた。フィット感がいいのはもちろん、細かい調整できるのがやっぱりいいって思ったね。走りながら調整はできないけど、ロングライドの日にはあまりきつく締めすぎないようにしたりしてる。正直、デザイン重視で選んだんだけど、使ってくるとかなり快適で今は人にオススメするほど気に入ってる。

ー次に狙っているシューズはありますか？
N：FACTOR TECHLACE！なんかイエロー出るらしいじゃん。それ狙ってるー。これならシューレースじゃなく、ベルクロとダイアルで調整するからトライアスロンでも使えるし。

ーまたイエローですか。ですが、SENTRIE TECHLACEではなく？
N：どうせ買い換えるなら、SENTRIE TECHLACEよりもハイエンドモデルを試してみたい。

ーありがとうございました。

「EMPIRE ACC」愛用者、スタッフOの場合。

お次は、普段Jedia（ジェディア）というドレス系アイテムのチャンネルを担当するスタッフOこと、"オザキ"。

もともとBianchi PISTAに乗っていたそうですが、TOKYO Wheelsの影響もあってか（？）、なんと昨年末にPinarello（ピナレロ）のRAZHA Carbon T600を購入！直接のTOKYO Wheelsスタッフでないだけに、第三者からの目線でも見ることできる、みなさんと近い距離にいるスタッフだと思います。そんな彼が選んだのも、EMPIRE ACCでした。

ーEMPIRE ACCが初めてのビンディングシューズとのことですが、なぜこれを選んだのですか？
オザキ（以下O）：見た目で選びました。このシルバーリフレクティブカラーが格好いいなって。元々靴は大好きなので、自然と見た目重視にはなりますよね。特に決定打となったのがこの動画。めちゃくちゃ格好いいんで是非見てほしい。

とはいえ、これを選んだのもGIROの上位モデルなら間違いないだろうという確信があってこそ。これがなければ、選ばなかったと思います。

ーさすが、Jediaスタッフ。見る目が違いますね。とはいえ、シューレースは手間がかかると懸念される方も多いですが？
O：靴の中でもスニーカーが好きなんです。だから、靴紐を結ぶということに手間と思うことはないですし、なんといってもこの自転車シューズっぽくない見た目がいいですよね。俺と同じように、初心者にも入りやすいんじゃないかな。

ースニーカーも毎朝結び直しますもんね。では、実際に使ってみてどうでしたか？
O：とても軽いし、全く不便は感じないです。まさに、"初心者が最初に手にしても問題なく使いこなすことできるシューズ"ですね。シューレース仕様が足の先から調整できるので、走っていて痛いなと思ってきたら前の3つをゆるくしてとか、後半の4つだけゆるめたりとか融通がきくところも気に入ってます。

シューレースって耐久性があまり良くないものが多いですが、これは編み方が違うのかな？ストレッチっぽさもあって、磨耗もしないし、なかなかへたれないことに驚きましたね。

ーおお、それは使っている人にしかわからない情報！ちなみに、次に狙っているシューズはありますか？
O：次はEMPIRE SLXとFACTOR TECHLACEで悩んでますね。

今使っているEMPIRE ACCのアッパーの硬さが気になるってほどじゃないけど、EMPIRE SLXは柔らかいって聞くとやっぱり気になります。今後買い換えるなら現状以下のクオリティはありえないし、どうせ買い換えるなら軽さや最新スペックを持ったシューズを試してみたい。そういった意味では、最新モデルのFACTOR TECHLACEも気になってます。

正直、ダイヤル式はあまりデザインが好きじゃなかったんですけど、レースで選手が履いているのを見ているうちに格好良く思えてくるんですよね。

ーその気持ち、なんかわかるかも。ルックスだけでは興味が無かった商品でも、良さや価値を知ることでだんだん欲しくなるってことあったりしますよね。ありがとうございました。

初心者ユーザーでも問題なく穿きこなせることができるフィット感の高さはEMPIRE ACCだからこそ。GIROの上位モデルだからといって、自分には早いかな？とか、持て余すんじゃないかと引け目を感じることは一切ないようです。むしろ、安心して飛び込める。だからこそ、決定打は意外にもカラーだったり、一目惚れで選んでいたりするようです。

とはいえ、買い換えるならレベルを下げることは考えられないようで、やっぱりEMPIRE SLXとFACTOR TECHLACEといった、さらなる上位モデルが気になって仕方ないよう。

次回はそんなEMPIRE ACCユーザーが憧れる、GIROのさらなる上位モデル愛用者にお話しを聞きました！
→GIROのビンディングシューズ、実際に愛用しているスタッフから本音を聞いちゃいました。【インプレまとめ～後編～】

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