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UPDATE:2009.10.09

人が着て初めて服は完成する-世界で認められたKATO’

あのラルフローレンを唸らせた?!エイジングを楽しむデニム。

世界初の立体裁断ジーンズを世に広め、ラルフローレンに認められたKATO’(カトー)がTOKYOlifeに登場。今期のアメカジスタイルはこれで完成する。

去年から続くアメカジブーム。今年はより濃いものになりそうだ。アメカジはマニアが存在するほど歴史が古く、奥が深い。その中で、本物と認められ後世に残っていくものはそう多くは無い。



今回は必ずや歴史に残っていくであろうブランドを紹介したい。KATO’(カトー)である。今でこそその製法を謳うブランドは多くなってきたが、立体裁断ジーンズを世界で初めて世に広めたのはKATO’(カトー)である。そのデザイン性と技術力をあのラルフローレンに認められ、ラルフローレンのファクトリーにも指定されたこともあるぐらいで、もはや伝説ともなっている。ここの服は着ていくうちに体にフィットし、そのエイジングを楽しめるところが魅力である。アメカジというとガシガシ着て、自分の体にあった皺(しわ)や色落ち、そんなところを仲間同士で自慢する、というのが楽しみの一つだったはずだが、最近は軟弱アメカジも多く、「まるで10年着古したような風合い」といったことを売りにするブランドも増えてきた。技術の進歩により、ダメージ加工の技術が高度化したとはいえ、もともとは自分なりに服を成長させ、自分オリジナルな美しさを生み出すということが楽しみだったはず。KATO’(カトー)のアイテムは改めてそれを思い出させてくれる。



まずはブランドのマスターピースである立体裁断ジーンズ「3D デニムパンツ」を手に入れたい。週に一度このパンツを履き、1年後に自分に同化したジーンズを見て、ほくそ笑む。変な皺が付けば、自分の姿勢の悪さを呪う。ペンキで汚れてしまったら、幸いだ。完全に自分オリジナルが出来上がる。(わざと汚すのはダメよ。)そんな楽しみがKATO’(カトー)の正しい楽しみ方じゃないかと思う。それ以外にもビンテージファブリックのような色合いが美しいチェックネルシャツ、アメリカナイズされたスウェットパンツなどどこか目を引くアイテムが揃っている。それは着こむほどに持ち主と同化する、というコンセプトに忠実にデザインされているからでないかと思う。



買うときは覚悟を決める。そして時代や流行を超えて10年付き合う。それがKATO’(カトー)を買うときの心構えである。


text by mori
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