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UPDATE:2017.12.21

TAKE A FASHION BREAK with MISHUKU Vol.48

僕らがイタオヤに負けているもの。それは普段着への”覚悟”である。

普段着に手を抜く男はダメです。

イタリアを歩いていると、そこらを普段着でプラプラと歩いている、なんの仕事しているの?(失敬!!)なイタリアオヤジの格好良さに目が行きます。

イタオヤはお洒落、というイメージが日本では先行していますが、普通のオジサンはそうでもなく、至って普通のカジュアルスタイルで、凝ったお洒落はしていません。それでもやっぱり格好良い。

「やっぱりイタリア人は見た目が良いからでしょ?」

と、思われる方もいるかもしれませんが、意外やイタリア人って身長が低い人も多く、イケメンが多いわけでも無いです。

ではなぜ格好良く見えるのか、それはカジュアルスタイルでも手を抜かず、上質なものを着ているからです。

イタリアではカジュアルだから安価なものを、という意識はありませんし、休日なのでジャージスタイルという人もいません。街に出るからには、しっかりとした洋服を着ていくのです。

休日にカジュアルな服装をする時に、突然普段と趣向を変えてストリート系になったり、モード系になったり、はては少々安価なブランドのアイテムで纏めてみる、なんて人がいますが、それはやめましょう。

普段着慣れたブランドのカジュアルアイテムから選ぶのがベター。特にイタリアブランドのそれは、やっぱり独特の色気・エロさがありますから、僕ら日本オヤジが着ても、一味違う大人の休日を演出できますしね。

大人の普段着はかくあるべし。

ところで今回おススメしているコーディネート。



コーディロイ のカーゴパンツにウールニット。シャツはタックアウトで、アウターはダウンジャケットと非常にカジュアルな合わせですが、小僧っぽくないのは、イタリアブランドで統一しているから。

カーゴパンツは美脚の王様INCOTEXから。ミリタリーカーゴというアイテムをここまで上品なドレス顔で仕上げるのはINCOTEXならではでしょう。


テーラードジャケットと合わせても違和感ないフォルムはさすがのINCOTEXパンツです。


細めのシルエットに、サイドポケットはマチ無しでスッキリと。でも、あえてフラップだけは大きめにする事で絶妙なこなれ感を演出。



コーディロイ というウォーミーな素材感ともベストマッチです。

ニットだけだと寂しいので、中にBAGUTTAの高級感あるシャツを。ここんちのシャツ、着丈もフィット感も絶妙で、タックアウトもこなせるので幅広い活躍が期待できます。



柄の選び方に特徴があり、少しだけモダンなものが多く、新鮮に写ります。普段ワードローブには並ばないシャツを選ぶことをお勧めします。

上に着込んだダウンジャケットは、皆さま大好きなTATRASです。TATRASといえば、こんな感じのスポーティーイメージが強いですよね。



素材をマットなナイロンに変えるだけで、ドレス感が増し、オンオフ使えるダウンジャケットになります。特にカジュアルスタイルで使うと、クラス感が増します。



そして最後に(ここが結構重要なのですが)カバンのチョイス。ナイロンバッグなどを選ぶと一気に小僧っぽくなります。もう少し大人っぽい雰囲気でまとめたいので、やっぱりCISEIです。



ブランド10周年を記念して発売されたモデルです。オリーブの木を持ち手に使うという提案が他で見ない素晴らしいものになっています。

見た目ほど重たくなく、そしてオリーブの滑らかな手触りが病みつきになる、上質を知る男のバッグ。これを休日にも使ってしまう贅沢。



このバッグで仕上げることで、全体がぐっと引き締まります。

休日のコーディネートがどうしても小僧っぽくなってしまう、とお悩みの方は、参考にしてみてください。シルエットやアイテムを工夫する前に、イタリアブランドからチョイスしたカジュアルアイテムで統一するだけで、随分洒落て見えるはずですから。


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text by mori
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