少しぐらいヤンチャなヤツの方が、人の気持ちを考えてたりするものです。

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少しぐらいヤンチャなヤツの方が、人の気持ちを考えてたりするものです。

UPDATE:2018.03.07

TCSS（ザクリティカルスライドソサイエティ）のセットアップ

改めて言うほどのことでもないですが、“ギャップ”って魅力的じゃないですか？

ブランドの方じゃないですよ。「ギャップに弱い」「ギャップにやられた」という風に使われる、なぜか惹かれてしまう意外性の方。

例えばクールに見えて気さくとか、天然に見えてしっかり者など。想像と違った一面が強く印象に残ることで一層好奇心がそそられる。なかなか上手くできた心理効果です。

ちなみに僕はこういうギャップを人以外にも感じることが多々あります。中でも特に多いのが服。レトロチックで高機能とか、ミニマルなのに思わぬギミックが利いてるとか。

そんなわけで、今回は“ギャップ萌え”してしまうこと確実なTCSS(ザクリティカルスライドソサイエティ)のコーデュロイセットアップをご紹介しましょう。

ヤンチャに見えてめちゃくちゃ良いヤツ。

TCSSといえばHUMIDiTが誇るサーフブランド御三家の一つ。中でも一番遊び心溢れるリラクシングウェアを展開しているのがここ。だから紹介するセットアップも茶目っ気たっぷり。

▼使用アイテムの詳細は画像をClick

良い意味でルードというか、ヤンチャというか。西海岸の香りを漂わせつつ、今ドキなストリートの味わいまでも携えていますね。

…あ、もちろんギャップもしっかり利いてますよ。例えば絶妙なリブ使い。

ジャケットはスリーブと脇から裾の横側。

パンツはサイドラインがニットリブ素材。

デザイン的のアクセントとしてもありますが、通気性と動きやすさの向上にも貢献。

コーデュロイってカジュアルスタイルの変化付けにとても有用な生地ですが、これから先の季節には不向き。そんな短所をニットリブの切り返しで上手くカバーしています。

春が終わる直前までは普段使いしても全然問題ないし、夏だと波乗り直後の冷えた体を温めるなんて使い方にも最適。

そしてシンプルなデザイン性もポイント。ゴテゴテしていないからそれぞれを単品使いしても問題なし。

いや、むしろ問題ないどころか、どんなアイテムに合わせてもすんなりハマる。使い回し抜群です。

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最後に一つ言いたいのがサイズの妙。これでビッグシルエットだとヤカラっぽさが強まりますが、身体にフィットしているからいやらしくない。この絶妙なバランスが見事！

こういう友達がいると嬉しいもんです。

ね、とっても気が利くんですよ、このセットアップ。

例えるなら、見た目はワルっぽいけど根は優しいし要領も良いヤツ、みたいな。(…相変わらず例えが下手で申し訳ございません。)

一緒に居ると毎日が楽しくなる、なんてのは誇張し過ぎですね。

でも“良いヤツ”なのは間違いないので、嫌じゃなければ友人になってあげてください。

・TCSS（ザクリティカルスライドソサイエティ）の商品一覧

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edit:minoru mori
writer:daigo iima