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UPDATE:2018.04.03

GIRO(ジロ)のビンディングシューズ【PROLIGHT TECHLACE】

自転車の軽量化について、GIROが出した答えとは。


みなさん、自転車の軽量化のために何をしてきましたか?

まずホイールなどのタイヤまわり、コンポーネントといった重量に差があるアイテムから入り、シートポストやハンドル、ステムといった部品を軽くしていくのが一般的です。

最初は数百g単位の世界だったのも気付けば数十gの世界となり、数万円かけてまでブレーキキャリパーの軽さを追求する人だっているくらい。プロでなくてもです。

ですが、意外にも自転車本体以外に目を向けてみると思った以上にライドが変わるかもしれません。それが、軽量化という問いにGIROが出した"PROLIGHT TECHLACE"という回答です。


実際にデータにも出ています。


なんと42.5サイズにて147gという、世界最軽量のビンディングシューズ"PROLIGHT TECHLACE"。



これより以前に登場した"FACTOR TECHLACE"では210g(サイズ42.5)、当時最軽量といわれていたEMPIRE SLXでも175g(サイズ42.5)なのですから、ビンディングシューズ界にとってもアンダー150gという驚異的な軽さは大きな進化となりました。


ホイール、クランクに限らず、シューズを軽くすることで直接つながってるのが「回転質量」です。実際にリッチー・ポート選手がラルプデュエズヒルクライム(22km)にて、PROLIGHT TECHLACEを履いて出場し、昨年のシューズと比べた結果がこちら。

-15.37秒タイム短縮
+76.21m先行

ちなみに昨年のシューズとの差は180gだったそう。シューズが180g軽いだけでこれだけ差がでるってすごいですよね。たしかに一分間にて80~100回ほど回転しているのだから、一時間で6000回?!(プロ選手ならもっとです!)、シューズが180g軽くなっただけでこれだけ大きく変化するのも納得。


なんでそんなに軽いの?


とはいっても、何がそんなに軽いのか?また、軽くなったことで耐久性は大丈夫なのか?が心配です。

アッパーには、テイジン製のTPUフィルムを溶着したメッシュ生地にて耐久性を高めつつフィット感をアップ。ソックスが透けるほどの薄いのはメッシュだからなんですね。


ソールにはFACTOR TECHLACEと堅さの度合いは同じながらも、22%もの重量削減を可能にしたTEXTREMEカーボンを採用。糸ではなくフラットシートにて製織することで、軽くも歪みのないソールを生み出しています。ただ軽いだけでなく、勝負できるだけのスペックがあってこそ大事な場面で活かされるのです。


GIROシューズといえばEMPIRE ACCのシューレースというイメージも強いですが、結ぶのに時間がかかったりライド中に調整できない弱点がありました。そんな問題もシューレース+ベルクロにて解決。三段階に分かれているので、部分的な調整もしやすいですよ。


軽さを追求すると、その反面耐久性や強度を損なうこととなります。画期的な素材でも発明されない限り、この法則は変わらないでしょう。ですが技術も日々進化し、軽さと共にただ強度を失っているのだけではありません。スタッフだけでななく、実際に履いた方からも「強度が不安だったけど、思った以上に心配せず走れそう!」というお声をもらっています。


レース用シューズとして分ける人もいれば、気合を入れたい日に履く人だって。それは、単純にお洒落で格好いいからこそ。PROLIGHT TECHLACEは自転車乗りだからできる"ちょっとした贅沢シューズ"といえるでしょう。

何万円も出して数十gの軽くするよりも"シューズを替えるだけ"でいい。それだけで、いつものライドが想像以上に変わるかもしれません。


GIRO(ジロ)のPROLIGHT TECHLACEはこちら
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text by sasaki <STAFF PROFILE



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