UPDATE:2018.04.19
CIRCOLO(チルコロ)のアイテム
イタリアの伊達男に近づく鍵、それは“粋”に崩すこと。

「イタリアン・クラシコとは何ぞや。」
Jediaお馴染みのこの疑問、恐らくスタッフ全員が常々探求し、それと同時に頭を悩ませています。いや、何となくは掴んでるんですよ?「あ、このジャケットはそれっぽいよね。」とか「この丈感、イタリア的だね」とか。
ただ、それをズバッと定義するのってかなり難しい。フィーリングに頼り切っちゃってるところがあるんですよね。だから深く具体化するまでには至ってないってのが現状。
そんなときは逆転の発想ってのが大事です。服じゃなくて、イタリア人の着こなしにフォーカスしてみましょう。
例えばこういうの。…ほーほー。
…ふむふむ。
giannetto(ジャンネット)はこんな具合。
…なるほど、一つ共通点が見つかりました。それはスーチングを崩しているということ。上質なアイテムを身にまといつつも型に縛られない。飄々と明るいマインドが伝わってきます。そういう粋な心意気を持ってますよね、彼らって。
ちなみにジャンネットのデザイナー、ヴィンツェンツォ氏もゴリゴリに崩してます。(つーか色気あり過ぎ! いやはや流石でございます。)
※弊社モリのインスタ、中々面白い感じです(飯ばっかりに目がいっちゃうのは僕だけか…。)。興味のある方は是非フォローを!
じゃあ、早速チャレンジしてみますか。まぁ上質なアイテムを崩すってことなので、あのブランドを着ちゃいましょう。イタリアの気鋭、CIRCOLO(チルコロ)です。
チルコロといえばジャージーアイテムで有名なブランド。つい先日もNEWSをアップしていますので、そちらもご参考に。
関連NEWS:「ウソ」が「ホンモノ」を超えた最先端のウソファブリック。
母体がテキスタイルカンパニーなので生地のクオリティはお墨付き。上質なアイテムという条件に最適でしょう。今回のテーマは“イタリア風・粋な着こなし”なので、いつもと趣向を変えてスタイルからご紹介しますね。
まずはこちら。
細身のジャケット&ジレで、タイトなラインを強調しキレイ目に。で、問題の崩し方。シャツを第二ボタンまでオープンし、アントレ・アミでくるぶし見せ。そう、狙いはフォーマル感の軽減。スーチングなのに堅苦しくないスタイル、実現できてますね。
上級者向けですがマント風にオンするという応用テクニックもアリ。軽く風になびく感じが知的なのに艶っぽい絶妙な雰囲気を生み出しています。また空色ほど明るくはありませんがアズーロ エ ロマーネの要素も。崩しも色合いもイタリア的でしょ。
ちなみにカーキパンツも相性抜群。ほんのりミリ感を加えるのも良い感じ。
このジャケット、かなり有用性が高いかと。スラッと細いのに着ていて気持ち良い、ジャージ素材ならではのフィッテイング。

そしてピケ織りの滑らかなタッチとデニムライクな風合いのあるアタリ。

そして同生地のジレも使い回しやすさ◎。シャツやTシャツスタイルを差別化するのにも役立つし、

背面が涼しげなストライプ柄だからバックスタイルまでカッコいい。

噂の“ウソファブリック”もいってみましょう。
ヘリンボーン柄ののジャケット&ジレを白デニムで上品かつクリーンに。もちろん首元オープン&短丈のイタリア式コンボは抜かりなし。
こういうアイテムってシック一辺倒にしがちですが、デニムやストライプシャツでカジュアルダウンすると忽ち伊達男流。クラシカルをモダンに着こなす、これも崩しの一つ。イメージ通りに着ないというのを意識するのが重要かと。
少し暑い日は片手に抱えているだけでもサマになります。堅苦しさを取り払うスタンスが実にイタリア的でしょ。
定番のジャージーモデルはまさに今がシーズン。
こちらも首元オープン&短丈という伝家の宝刀を用いつつ、そこにスカーフを加え上手くアレンジしました。
彼らは堅苦しさの軽減に努めながらも着飾ることを忘れない。つまり堅苦しさを引いて装飾的な要素を足す。日本人の着こなしにおける足し算・引き算とはまた違ったメソッドを使っています。
まずはフォーマル感の軽減に努めつつ、慣れたら着飾りの要素を増やしてみましょう。それだけで一気にスタイルが華やぐハズです。
以上、イタリア流・崩しの流儀をお届けさせていただきました。
で、書いてて思ったことが一つ。イタリアってわりと気温が高いでしょ。夏なんかはカラッとしていて日差しに焼かれる感じ。(日本みたいにジメッと蒸し暑くないの、スゴく羨ましい…。)
そんな中、ルール通りのガチガチタイドアップだと「首元が暑苦しい!」とか「この長ズボン、ベトつく!」ってなる。そこに彼らの自由なマインドが加わって…。
そんな流れで今の崩し方が生まれていったんでしょうね。
まぁ国民性の違いはありますが、日本もイタリアとよく似た気候です。僕らだって、たまには自由に崩してやりましょう。
※ちなみに現在、チルコロとジャンネットのポップアップフェアをJedia三宿店にて開催中。先着でノベルティもご用意しているので、興味ある方は是非!
関連NEWS:【新鋭イタリアンブランドに溺れる2Weeks!】CIRCOLO(チルコロ)&giannetto(ジャンネット)2018シーズンコレクションPOP UP フェア開催!
CIRCOLO(チルコロ)はこちら
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Jediaお馴染みのこの疑問、恐らくスタッフ全員が常々探求し、それと同時に頭を悩ませています。いや、何となくは掴んでるんですよ?「あ、このジャケットはそれっぽいよね。」とか「この丈感、イタリア的だね」とか。
ただ、それをズバッと定義するのってかなり難しい。フィーリングに頼り切っちゃってるところがあるんですよね。だから深く具体化するまでには至ってないってのが現状。
そんなときは逆転の発想ってのが大事です。服じゃなくて、イタリア人の着こなしにフォーカスしてみましょう。
例えばこういうの。…ほーほー。

…ふむふむ。

giannetto(ジャンネット)はこんな具合。

…なるほど、一つ共通点が見つかりました。それはスーチングを崩しているということ。上質なアイテムを身にまといつつも型に縛られない。飄々と明るいマインドが伝わってきます。そういう粋な心意気を持ってますよね、彼らって。
ちなみにジャンネットのデザイナー、ヴィンツェンツォ氏もゴリゴリに崩してます。(つーか色気あり過ぎ! いやはや流石でございます。)
※弊社モリのインスタ、中々面白い感じです(飯ばっかりに目がいっちゃうのは僕だけか…。)。興味のある方は是非フォローを!
じゃあ、早速チャレンジしてみますか。まぁ上質なアイテムを崩すってことなので、あのブランドを着ちゃいましょう。イタリアの気鋭、CIRCOLO(チルコロ)です。
首元と丈感のニュアンスが崩しの第一歩。
チルコロといえばジャージーアイテムで有名なブランド。つい先日もNEWSをアップしていますので、そちらもご参考に。
関連NEWS:「ウソ」が「ホンモノ」を超えた最先端のウソファブリック。
母体がテキスタイルカンパニーなので生地のクオリティはお墨付き。上質なアイテムという条件に最適でしょう。今回のテーマは“イタリア風・粋な着こなし”なので、いつもと趣向を変えてスタイルからご紹介しますね。
まずはこちら。
細身のジャケット&ジレで、タイトなラインを強調しキレイ目に。で、問題の崩し方。シャツを第二ボタンまでオープンし、アントレ・アミでくるぶし見せ。そう、狙いはフォーマル感の軽減。スーチングなのに堅苦しくないスタイル、実現できてますね。
上級者向けですがマント風にオンするという応用テクニックもアリ。軽く風になびく感じが知的なのに艶っぽい絶妙な雰囲気を生み出しています。また空色ほど明るくはありませんがアズーロ エ ロマーネの要素も。崩しも色合いもイタリア的でしょ。
ちなみにカーキパンツも相性抜群。ほんのりミリ感を加えるのも良い感じ。
このジャケット、かなり有用性が高いかと。スラッと細いのに着ていて気持ち良い、ジャージ素材ならではのフィッテイング。

そしてピケ織りの滑らかなタッチとデニムライクな風合いのあるアタリ。

そして同生地のジレも使い回しやすさ◎。シャツやTシャツスタイルを差別化するのにも役立つし、

背面が涼しげなストライプ柄だからバックスタイルまでカッコいい。

フォーマルを抜いて華を足す、イタリア流の足し引き。
噂の“ウソファブリック”もいってみましょう。
ヘリンボーン柄ののジャケット&ジレを白デニムで上品かつクリーンに。もちろん首元オープン&短丈のイタリア式コンボは抜かりなし。
こういうアイテムってシック一辺倒にしがちですが、デニムやストライプシャツでカジュアルダウンすると忽ち伊達男流。クラシカルをモダンに着こなす、これも崩しの一つ。イメージ通りに着ないというのを意識するのが重要かと。
少し暑い日は片手に抱えているだけでもサマになります。堅苦しさを取り払うスタンスが実にイタリア的でしょ。
定番のジャージーモデルはまさに今がシーズン。
こちらも首元オープン&短丈という伝家の宝刀を用いつつ、そこにスカーフを加え上手くアレンジしました。
彼らは堅苦しさの軽減に努めながらも着飾ることを忘れない。つまり堅苦しさを引いて装飾的な要素を足す。日本人の着こなしにおける足し算・引き算とはまた違ったメソッドを使っています。
まずはフォーマル感の軽減に努めつつ、慣れたら着飾りの要素を増やしてみましょう。それだけで一気にスタイルが華やぐハズです。
僕らだって、自由に崩して良いんです。
以上、イタリア流・崩しの流儀をお届けさせていただきました。
で、書いてて思ったことが一つ。イタリアってわりと気温が高いでしょ。夏なんかはカラッとしていて日差しに焼かれる感じ。(日本みたいにジメッと蒸し暑くないの、スゴく羨ましい…。)
そんな中、ルール通りのガチガチタイドアップだと「首元が暑苦しい!」とか「この長ズボン、ベトつく!」ってなる。そこに彼らの自由なマインドが加わって…。
そんな流れで今の崩し方が生まれていったんでしょうね。
まぁ国民性の違いはありますが、日本もイタリアとよく似た気候です。僕らだって、たまには自由に崩してやりましょう。
※ちなみに現在、チルコロとジャンネットのポップアップフェアをJedia三宿店にて開催中。先着でノベルティもご用意しているので、興味ある方は是非!
関連NEWS:【新鋭イタリアンブランドに溺れる2Weeks!】CIRCOLO(チルコロ)&giannetto(ジャンネット)2018シーズンコレクションPOP UP フェア開催!
CIRCOLO(チルコロ)はこちら
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edit:minoru mori writer:daigo iima |
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