UPDATE:2018.05.08
解体新書シリーズ vol.1
【解体新書シリーズ】知ってるようで実はよく知らない、シャンブレーシャツ。

便利だなぁと感心するものって世の中に数多くありますが、シャンブレーシャツもその内の一つ。
デニシャツと違ってスーチングに合わせることができるし、ドレスシャツと違ってカジュアルにもハマる。ワードローブの主軸メンバーになること確実な汎用性を持ちつつ、風合いの変化によるエイジングも楽しめる。
色々総合すると、いつも側に居てくれる相棒みたいなポジションってこと。結局そういうアイテムが最後まで頼りになるんですよね。
…でもね、ここで皆さんに一つ問いたいことが。シャンブレーシャツって、一体何なのか具体的に説明できますか?
いや、何となく知ってるとは思うんです。 霜降りっぽい色で光沢があって薄手。…ただ、分かるといっても表面的な部分のみ。その汎用性にあやかりつつ詳細を知ろうとしないってのも、何だかなぁって感じですよね。
ということで今回は“シャンブレーシャツとは何ぞや?”という素朴な疑問を紐解きつつ、Jediaイチオシのシャンブレーをご紹介。どういうものかを知った方が、着こなしに深みも出るってもん。スタイルの幅を広げてみましょ!
“シャンブレーシャツを紐解く”とは言いましたが、それを知るために手っ取り早い方法が一つ。それはシャンブレー、デニム、ダンガリー、それぞれの違いを知ること。
シャンブレーがどういうアイテムなのか分からないのって、この3つの混同が原因。まぁそれぞれ糸の使い方、織り方は違うものの、素材自体は大きく括れば一緒。そりゃ混同もしちゃいますね。
分かりやすくするため、簡単に箇条書きでご説明しましょう。
・シャンブレー…経糸に色糸、横糸に白糸、平織。
・デニム……経糸に色糸、横糸に白糸、綾織。
・ダンガリー…縦糸に白糸、横糸に色糸、綾織。
シャンブレーとデニムは糸の使い方が同じで織り方が違います。平織は経糸と横糸を交互に織るため左右非対称。綾織は経糸2~3本に横糸1本で織るため交差部分が斜め。経糸の面積が多くなるデニムはインディゴ強め、シャンブレーはホワイト強め。
図解してみるとこんな感じ。斜線で黒くなってるのが経糸で、白いのが横糸です。平織は交互、綾織は経糸2本白糸1本という順が分かるかと。綾織は斜めになってるでしょ。

シャンブレーとダンガリーは全くの別。デニムの糸を逆にして織ったものがダンガリー。つまりダンガリーはデニムシャツの親戚みたいなもの。ただダンガリーは経糸を白糸にしているので色味が薄めに。
簡単にまとめると、色味はデニム>シャンブレー>ダンガリー、織り方の違いから厚みはデニム=ダンガリー>シャンブレーってな感じ。
※色糸の濃度や太さ次第で厚みと色は変わるので、必ずしもこの順が全てに当てはまるわけじゃありません。あしからず。
つまりワークシャツ3種類の中で最も薄手、なおかつ濃過ぎず薄過ぎずの素材ってこと。サラッとしてるからドレスの装いにも登用できるワケです。
具体的な違いが分かったところで、早速Jediaオススメを見てみましょう!
まずはイタリアのシャツブランドにおける“至高の存在”といっても過言ではないBARBA(バルバ)。タイトなシルエットながらも動きやすい抜群の仕立てで、多くのファンを獲得しています。
こちらは「DANDY LIFE(ダンディライフ)」というラインのシャンブレーモデル。ダンディライフの持ち味はカジュアルコーデにも使えるヌケ感。良い意味でキマり過ぎていないので、ノータイのようなドレスダウンしたスタイルともマッチします。
襟にはセミワイドカラーの「401型」を採用。いわゆる襟場開きがほぼ水平のカッタウェイってヤツ。ネクタイを締めたときの収まりも良いし、首元を開いた時のバランスも絶妙なんです。
サイズ感、やっぱめちゃくちゃタイトですね。でも着ていて苦しいってことはなく、肩回りもストレスなく回せます。
ちなみに袖は少し長め。軽く二つ折りにして7分ぐらいするとちょうどいいかと。
ジャケットを羽織るとこんな具合。首元を開いた際のシルエットも良い感じ。
※ちなみに袖の折り方に関しては以前上げたネイビーシャツ特集にも詳しく載ってます。ミラノまくりなど使えるテクニック満載ですので、併せてご確認ください!
関連NEWS:カモン“ネイビー”! 紺の良薬で白けないシャツ選び。
続いては1925年にナポリで創業されたFinamore(フィナモレ)。ハンドメイドのみで製作しているここのシャツは、何といっても手縫いならではの快適な着心地が魅力的。
そんな老舗による一着は、これから大活躍間違いなしのリネン混モデル。シャンブレーシャツであるものの、ダンガリーシャツにも見える独特の風合いがグッド。
一枚で着るとこんな感じ。想像よりもドレッシーかと。これでシルエット緩めだとカジュアル一辺倒になりますが、ボディラインが分かるタイトな胴回りなのでドレス感を強調できるんです。
少し寒い日はライトなアウターをサラッと羽織ってみましょう。クシャッとしたラフな風合いだから見た目の暑苦しさは皆無。インでも良い働きをしています。
もちろんジャケットスタイルとも相性抜群。美しいアズーロだから紺ジャケに映える!
ジャケットが暑いならジレとの合わせでドレス感を出すのもオススメ。
最後は1980年創業の中堅ながらハイブランドのOEMも行っているカミチェリア、BORRIELLO(ボリエッロ)。シャツ作りに絶対的な信頼を置かれている実力派です。
今回ご紹介するのは“3箇所ハンド”シャツ。その名の通り、襟付けを初めとした3箇所がお手製となった一品。ハンドメイドとマシンメイドを組みあわせて制作されています。
補足となりますが、こちら実はデニムシャツ、つまり綾織なんです。とはいえ薄手でゴワつきのない上質なコットンを採用と、シャンブレー感覚で使える一品に仕上がっているためノミネート。色落ちも良い感じでしょ。
まずは小手調べのシャツ一枚コーデ。デニシャツといえばアメカジらしいラフさが持ち味ですが、こちらはそれよりシュッとしていてドレス感強め。シルエットの良さが伝わるかと。
ジレとミックスするのも良い塩梅。逆にシワ控え目の生地に仕上げているため、スーチングにもしっかりハマるドレス感が備わっています。
もちろんチノパンやスニーカーと合わせたカジュアルダウンにも相性抜群。一着持っておいても損はなしです。
ここだけの話、実は僕もシャンブレーについて何にも知りませんでした。だから、何でデニシャツやダンガリーじゃ駄目なんだろうってずっと不思議だったんです。
でも改めて学んでみると確かに違いますね。薄手の生地で作ってるものなら何とかなるんでしょうけど、デニシャツ&ダンガリーじゃゴワつきが強すぎる。それに風合いもラフだからジャケットにはミスマッチ。
それに比べシャンブレーは薄いからインに合わせてもサラッとハマる。そして密な平織りによる独特の光沢が品を生み出すから、装いに華を加えることができる。
いやぁ、恥ずかしながらとても勉強になりました。ファッションって知らないことだらけ。こうやって知識を増やしてみるのも新たな発見に繋がるし、実際に着てみると今まで以上にしっくりきます。
というワケで不定期ながら、今後も“解体新書”シリーズをUPしてみます。
次回、是非ご期待あれ!
Jediaでは、新入荷やお得情報をTwitterやFacebookなどでもつぶやいています。是非フォローしてくださいね!
デニシャツと違ってスーチングに合わせることができるし、ドレスシャツと違ってカジュアルにもハマる。ワードローブの主軸メンバーになること確実な汎用性を持ちつつ、風合いの変化によるエイジングも楽しめる。
色々総合すると、いつも側に居てくれる相棒みたいなポジションってこと。結局そういうアイテムが最後まで頼りになるんですよね。
…でもね、ここで皆さんに一つ問いたいことが。シャンブレーシャツって、一体何なのか具体的に説明できますか?
いや、何となく知ってるとは思うんです。 霜降りっぽい色で光沢があって薄手。…ただ、分かるといっても表面的な部分のみ。その汎用性にあやかりつつ詳細を知ろうとしないってのも、何だかなぁって感じですよね。
ということで今回は“シャンブレーシャツとは何ぞや?”という素朴な疑問を紐解きつつ、Jediaイチオシのシャンブレーをご紹介。どういうものかを知った方が、着こなしに深みも出るってもん。スタイルの幅を広げてみましょ!
ワークシャツ3種の違いを知ることが最短ルートです。
“シャンブレーシャツを紐解く”とは言いましたが、それを知るために手っ取り早い方法が一つ。それはシャンブレー、デニム、ダンガリー、それぞれの違いを知ること。
シャンブレーがどういうアイテムなのか分からないのって、この3つの混同が原因。まぁそれぞれ糸の使い方、織り方は違うものの、素材自体は大きく括れば一緒。そりゃ混同もしちゃいますね。
分かりやすくするため、簡単に箇条書きでご説明しましょう。
・シャンブレー…経糸に色糸、横糸に白糸、平織。

・デニム……経糸に色糸、横糸に白糸、綾織。

・ダンガリー…縦糸に白糸、横糸に色糸、綾織。

シャンブレーとデニムは糸の使い方が同じで織り方が違います。平織は経糸と横糸を交互に織るため左右非対称。綾織は経糸2~3本に横糸1本で織るため交差部分が斜め。経糸の面積が多くなるデニムはインディゴ強め、シャンブレーはホワイト強め。
図解してみるとこんな感じ。斜線で黒くなってるのが経糸で、白いのが横糸です。平織は交互、綾織は経糸2本白糸1本という順が分かるかと。綾織は斜めになってるでしょ。

シャンブレーとダンガリーは全くの別。デニムの糸を逆にして織ったものがダンガリー。つまりダンガリーはデニムシャツの親戚みたいなもの。ただダンガリーは経糸を白糸にしているので色味が薄めに。
簡単にまとめると、色味はデニム>シャンブレー>ダンガリー、織り方の違いから厚みはデニム=ダンガリー>シャンブレーってな感じ。
※色糸の濃度や太さ次第で厚みと色は変わるので、必ずしもこの順が全てに当てはまるわけじゃありません。あしからず。
つまりワークシャツ3種類の中で最も薄手、なおかつ濃過ぎず薄過ぎずの素材ってこと。サラッとしてるからドレスの装いにも登用できるワケです。
職人魂溢れるカミチェリア(シャツ職人)3選。
具体的な違いが分かったところで、早速Jediaオススメを見てみましょう!
まずはイタリアのシャツブランドにおける“至高の存在”といっても過言ではないBARBA(バルバ)。タイトなシルエットながらも動きやすい抜群の仕立てで、多くのファンを獲得しています。
こちらは「DANDY LIFE(ダンディライフ)」というラインのシャンブレーモデル。ダンディライフの持ち味はカジュアルコーデにも使えるヌケ感。良い意味でキマり過ぎていないので、ノータイのようなドレスダウンしたスタイルともマッチします。

襟にはセミワイドカラーの「401型」を採用。いわゆる襟場開きがほぼ水平のカッタウェイってヤツ。ネクタイを締めたときの収まりも良いし、首元を開いた時のバランスも絶妙なんです。

サイズ感、やっぱめちゃくちゃタイトですね。でも着ていて苦しいってことはなく、肩回りもストレスなく回せます。
ちなみに袖は少し長め。軽く二つ折りにして7分ぐらいするとちょうどいいかと。
ジャケットを羽織るとこんな具合。首元を開いた際のシルエットも良い感じ。
※ちなみに袖の折り方に関しては以前上げたネイビーシャツ特集にも詳しく載ってます。ミラノまくりなど使えるテクニック満載ですので、併せてご確認ください!
関連NEWS:カモン“ネイビー”! 紺の良薬で白けないシャツ選び。
続いては1925年にナポリで創業されたFinamore(フィナモレ)。ハンドメイドのみで製作しているここのシャツは、何といっても手縫いならではの快適な着心地が魅力的。
そんな老舗による一着は、これから大活躍間違いなしのリネン混モデル。シャンブレーシャツであるものの、ダンガリーシャツにも見える独特の風合いがグッド。

一枚で着るとこんな感じ。想像よりもドレッシーかと。これでシルエット緩めだとカジュアル一辺倒になりますが、ボディラインが分かるタイトな胴回りなのでドレス感を強調できるんです。
少し寒い日はライトなアウターをサラッと羽織ってみましょう。クシャッとしたラフな風合いだから見た目の暑苦しさは皆無。インでも良い働きをしています。
もちろんジャケットスタイルとも相性抜群。美しいアズーロだから紺ジャケに映える!
ジャケットが暑いならジレとの合わせでドレス感を出すのもオススメ。
最後は1980年創業の中堅ながらハイブランドのOEMも行っているカミチェリア、BORRIELLO(ボリエッロ)。シャツ作りに絶対的な信頼を置かれている実力派です。
今回ご紹介するのは“3箇所ハンド”シャツ。その名の通り、襟付けを初めとした3箇所がお手製となった一品。ハンドメイドとマシンメイドを組みあわせて制作されています。

補足となりますが、こちら実はデニムシャツ、つまり綾織なんです。とはいえ薄手でゴワつきのない上質なコットンを採用と、シャンブレー感覚で使える一品に仕上がっているためノミネート。色落ちも良い感じでしょ。

まずは小手調べのシャツ一枚コーデ。デニシャツといえばアメカジらしいラフさが持ち味ですが、こちらはそれよりシュッとしていてドレス感強め。シルエットの良さが伝わるかと。
ジレとミックスするのも良い塩梅。逆にシワ控え目の生地に仕上げているため、スーチングにもしっかりハマるドレス感が備わっています。
もちろんチノパンやスニーカーと合わせたカジュアルダウンにも相性抜群。一着持っておいても損はなしです。
知識を増やすことが着こなしの幅を広げます。
ここだけの話、実は僕もシャンブレーについて何にも知りませんでした。だから、何でデニシャツやダンガリーじゃ駄目なんだろうってずっと不思議だったんです。
でも改めて学んでみると確かに違いますね。薄手の生地で作ってるものなら何とかなるんでしょうけど、デニシャツ&ダンガリーじゃゴワつきが強すぎる。それに風合いもラフだからジャケットにはミスマッチ。
それに比べシャンブレーは薄いからインに合わせてもサラッとハマる。そして密な平織りによる独特の光沢が品を生み出すから、装いに華を加えることができる。
いやぁ、恥ずかしながらとても勉強になりました。ファッションって知らないことだらけ。こうやって知識を増やしてみるのも新たな発見に繋がるし、実際に着てみると今まで以上にしっくりきます。
というワケで不定期ながら、今後も“解体新書”シリーズをUPしてみます。
次回、是非ご期待あれ!
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edit:minoru mori writer:daigo iima |
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