イージーウェアの新基準。それは便利に使える“セットアップ”。

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イージーウェアの新基準。それは便利に使える“セットアップ”。

UPDATE:2018.05.26

CIRCOLO(チルコロ)のヘリンボーンSPプリントジャージセットアップ

フォーマルにもカジュアルにも自由にスイッチできる絶妙な塩梅。そしてストレスを一切感じることのないラクチンな着心地。

勘の良い方はお気づきでしょう。これ、使える服の代名詞的存在であるイージー系ウェアのことです。今となってはほとんどの方が所持しているほど、世間では定番として浸透しました。

ただ少し勿体ないなと思うのが、セットアップで手に入れる方が少ないこと。今までの様な単品使いはもちろん、上下揃えてキッチリ感を演出することも可能になりますからね。

ということで今回は、CIRCOLO(チルコロ)の使えるセットアップをご紹介。もちろん今の時期を鑑みて、初夏でも使える清涼感あるものをセレクトしています。

大人の余裕を演出するためにはマストハブな一品、是非ご参考あれ！

この季節でもガシガシ使える“薄さ”と“手触り”。

チルコロといえばジャージーアイテムを中心に展開する気鋭。母体がテキスタイルカンパニーというだけあって、これからの季節でも使える気持ちいいウェアを多数リリースしています。

で、今回ご紹介させていただくのがヘリンボーンプリントのセットアップ。

以前のNEWSでも触れましたがこちらはヘリンボーン織り…ではなく、ホントはシンプルなジャージー編み。ファブリックプリントという特殊技術を使用し、ヘリンボーンの編地を転写しています。その部分の詳細に関しては、下記リンクもご参照ください。

関連NEWS:「ウソ」が「ホンモノ」を超えた最先端のウソファブリック。

そういう最新のテクノロジーを駆使して製作された変わり種ではありますが、今回フォーカスを当てたいのはその“着心地”について。

ベースとなる生地は、コットンとポリウレタンを93:7の割合で混紡したストレッチ素材。一般的なウェアってポリウレタン1～3％ぐらいがほとんどですが、7％ともなるとその違いは絶大。ゴムみたいにビヨンビヨンと伸びます。

そして何よりも注目してほしいのは“薄さ”と“手触り”。ひっくり返してみると裏地なしで、めちゃめちゃ薄手かつ軽量なガーゼパジャマの様。しかも手触りはしっとり柔らかく、毛足の長いスウェットをなぞっているような感覚。

夏でも十二分に活躍するということがお分かりいただけるかと。

ほら、着た感じも余裕綽々でしょ？(ちなみにこの日はそこそこ気温高め。日差しも強く、カットソー1枚でも若干汗ばむぐらい。)

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クラシカルな織地をプリントしているものの、Tシャツ＆スリッポンでの崩しも違和感なし。ガチガチのセットアップじゃこう上手くはいきませんが、イージーな素材感だからナチュラルにこなせます。

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ちなみにジャケットは素材の特性上、カーディガン感覚で利用可能。暑ければ脱げば良いし、薄手で軽いので持ち運びやすいです。

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もちろんそれぞれ単品使いするのもアリ。

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そう考えると汎用性も高いかと。

そして今回ご紹介したセットアップの着こなしで最も注目していただきたいのが、サンダル合わせ。ちなみにこのスタイルは「至高の芸術サルトリア」と呼ばれるISAIA(イザイア)の現オーナー、ジャンルカ・イザイア氏の十八番。

※以前の記事に載っているので、ご参考までに。

関連NEWS:2年越しのラブコール。ISAIA（イザイア）登場です。

いやいや、そんな個性派スタイルをこなせるワケないでしょ…」と思う方も多いかと。でも実際やると…意外とすんなり。ゴム製のビーサンだと上級者向けですが、レザー製だと程よい高級感が加わるので難なくこなせる。夏を楽しんでる雰囲気も好印象です。

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※今回カジュアルなスタイリングが多めですが、タイドアップにも当然ハマります。でもこれからすぐに開放感のある夏が到来するワケですからね。そう考えると崩しつつ身にまとうスタイルがオススメかと。

…全国各地が茹だるような暑さになる日本。「海外ならまだしも国内で使える一品なんて現実味ないなぁ。」と考えていました。でもチルコロが作ったというなら納得です。

夏場はもちろんのこと、下手すると年がら年中着続けたくなる当セットアップ。くれぐれもお見逃しのないように。

CIRCOLO(チルコロ)はこちら
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edit:minoru mori
writer:daigo iima