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UPDATE:2019.02.09

narifuri(ナリフリ)のウィンドスルーマウンテンパーカー【NF2017】

”風”を味方にするマウンテンパーカー。


自転車というシーンにて切っても切れない「風」という存在。目に見えないながらも、その影響力は大きいですよね。

追い風では後ろから手伝ってくれているような優しさを感じながらも、向かい風では厳しい試練でも与えられているかのよう。

そうかと思えば、針を刺すような寒さを運んできたり、火照った体をクールダウンしてくれる。風は自転車乗りにとって、敵でもあり味方でもあるように思います。

つまり、風を制することで自転車をも制する。そんな魔法のようなアイテムが、narifuri(ナリフリ)にあるんです。


風を操るマウンテンパーカー?

それがこちらのウィンドスルーマウンテンパーカー。narifuriの大人気定番マウンパをベースに作られているだけに、どことなく馴染みのあるルックスです。



定番マウンパはウィンターシーズンを中心に想定しているため、防風性の高い2レイヤー素材となっていますが、こちらはその春秋版といった感じ。

風を味方にする由縁は、ファスナーのサイドに施された2本の大きなベンチレーション。ここを開けることで風をウェア内にたくさん取り込むことが可能。

その風が背面側のベンチレーションへ逃げていくことで、ウェア内にてしっかりと空気の道ができているのです。


でも、メインファスナーを開ければいいのでは?と思いますよね。このベンチレーションは”ファスナーにて上下から開閉することができる”ので、”風を取り込む量が調整できる”のです。

メインファスナーを開けたら、直接風が入ってきて寒いなと思ったことありませんか?そういった場合でも下からファスナーを開けることで、直接風が当たらないようにもできるんですよ。


また、ファスナーを全開にしてもウェアがバタつきにくく、見た目もスマート。走りながらも風を調節している姿は、まさに風の魔術師。風を操りし者。その顔は少しドヤっとしているかもしれません。


さらには、サイド、腕の裏側、フードの側面には”ドットエアー”と呼ばれるメッシュ素材を採用。ファスナーを開けずとも春秋シーズンに適した通気性を確保しています。

このドットエアー生地には伸縮性もあるので、定番の2レイヤーマウンパよりも動きやすいというのも嬉しいポイントですよね。



「自転車」と「風」は切っても切れない関係性。

ただ風を感じるだけでなく、上手に扱うことでより良い関係を生むことができる。そしてそれを可能にするのが、このマウンパなのです。


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text by sasaki <STAFF PROFILE



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