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UPDATE:2019.11.26

alk phenix(アルクフェニックス)の超撥水フーデッドダウンコート

都会の冷たいビル風から、良く出来コートで身を守る。

侮るな、都会の風。

ヒートアイランド現象などにより、東京の冬はこの100年で最高気温が2℃、最低気温も5℃近く上昇しているらしい。

でも体感温度が一向に上がらないのは、都会のビル群をビュービュー吹き荒れるビル風がいるから。

そんな冷たい風には、お腹やおしりをしっかり隠すロング丈のアウターがオススメ。そこをしっかりガード出来れば、体感温度は結構違ってくるんです。

良く出来ダウンコート


今シーズンのalk phenix(アルクフェニックス)のコレクションの中で、よく考えられているのがこの超撥水フーデッドダウンコート


その暖かさから、冬の定番として手に取りがちなダウンアイテム。でも、都会にそぐわないオーバースペックなダウンも結構あるんですよね。

そこんとこ、日本アウトドア界を牽引するPhenix(フェニックス)が、アーバンフィールド向けに手掛けるアイテムなだけあって、ちゃんと考えられています。

Point 
『適“暖”適所』

➤内側:体幹を包むようにダウンパックを装備

「歩くための機能服」をコンセプトにリリースされる同ブランドのアイテム。筆者は毎日12km歩いているのでよく分かるんですが、真面目に歩くと相当暑くなるんです。

そこでalk phenixは、カラダが寒さを感じやすい体幹まわりにのみダウンを封入。その他の部分にはあえてダウンを使わないことで、オーバーヒートを未然に防いでくれます。

Point 
『中も外もしっかり守る』

dome coat【EPIC®×down】/alk phenix

このダウンコートも以前コチラの記事でご紹介した撥水するダウン、「DRYSPHERE® DOWN」を使用しています。

ダウンが撥水することで羽毛が水気で潰れることなく、いつでもしっかり暖かい優れもの。

そして念には念を入れて、「EPIC®(エピック)」と呼ばれる繊維一本一本に防水加工を施した「超撥水・透湿生地」をメイン使いし保温力を徹底キープ。


防水ラミネートやコーディングではないので剥離する心配がなく、高い耐久撥水性がカラダをずっと守ってくれるんです。

なのに蒸れ知らずの透湿性もあるっていうんだから驚きですよね。

Point 
『軽さと、あ”かる”さ』

dome coat【EPIC®×down】/alk phenix

この「EPIC®(エピック)」という生地は、防水膜が不要な分だけ軽く仕上がっています。しかもストレッチ性まで保持しているので、真冬に着こむ量が増えても着心地は軽やかなまま。

そして真冬は、思いのほか暗くなりがち。そこで随所にリフレクターのプリントを配すことで、車のヘッドライトを浴びればピカッと明るく存在感を発揮します。

dome coat【EPIC®×down】/alk phenix

冷えやすいお腹をしっかり保温しつつ、ダウンを調節したり、蒸れにくい生地を使って暑くなりすぎるのをしっかり防ぐ。

本当によく考えられた、ダウンコートです。


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text by yoshizaki

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