最強の剛性と最高のスタイリングを求めるサイクリストへ

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最強の剛性と最高のスタイリングを求めるサイクリストへ

UPDATE:2013.02.04

Rapha（ラファ）のGrand Tour Shoes

Rapha（ラファ）のシューズを選ぶ理由 - それは、プロ使用にも充分耐えうる剛性とレザーによる滑らかな履き心地、そしてデザイン美に他ならない。ファッションサイクリストの御用達ブランドにして、そのデザインに惚れ込みリピーターが続出するRaphaがリリースしたGrand Tour Shoesにフォーカスする。

さて、Rapha（ラファ）のシューズ。
気になっている方もかなり多いのでは？と思います。

結論から言いますと、「文句なしの出来じゃないか！」ということ。
あえて気になる部分を挙げるなら、幅狭・甲低の自分の足にはちょっとだけフィット感が足りなかったかな、というのと、くるぶしと足入れ口の干渉が気になる人はいるかもしれない、といったところです。

率直に、剛性の高いソールは、踏んでいてまるで板のような感覚です。
ホイールも剛性が高くて硬いものを選べば、間違いなく100％の力をペダリングに変えられるはずです。
もちろん、この高剛性からくる伝達効率の良さも相まって、ヒルクライムなどでもパワーロスなく漕ぎ続けられます。

ソールには、EASTON社の“EC90ユニディクショナル・フルカーボンソール”を採用しています。
Giro社でも使われるこのソールは、シリアスレーサーがこぞって使うほどの強度をもっており、 6.5mmという厚みもまた、ソール強度を高めている要因のひとつです。

さらに、シューズの硬さを感じるもうひとつのファクターは、アッパーにあります。

RaphaのGrand Tour Shoes表面を覆う革は“ヤク皮”と言われるもので、軽量で防水性に優れています。他のレザーに比べ、対磨耗にも強いのもポイントです。
過酷な環境下での使用に充分耐えうるスペックを、アッパーのレザーにも施しているわけですね。

履き始めはレザーの硬さを感じると思いますが、履いているうちに足に馴染んでくるその快感は、他のシューズではなかなか得られないものでしょう。

そして、何よりもそのデザイン。

▼Grand Tour Shoes ￥45,000(税込)/Rapha（ラファ）

ブラックとホワイトのコントラストが見事です。

バックル部はアルミで仕上げられ、小さく入るRaphaのロゴもにくいです。
最前部のベルクロとヒール部分にもRaphaのロゴが。ヒール部のロゴはリフレクターになっています。

こちらは反転バージョンのホワイト×ブラック。

▼Grand Tour Shoes ￥45,000(税込)/Rapha（ラファ）
パッケージの付属として、土踏まずの形に合わせた３タイプのインナーソールが用意されています（最初はレギュラーフィットタイプがインソール裏に付いています）。偏平足の方やそうでない方でも、良好なフィット感を得られるでしょう。

このシューズの締め付け方式はベルクロ２本とラチェット式。

最近普及しつつあるワイヤーによる締め付けタイプも良いですが、最終的に、締め付け強度の微調整という観点で一番良しとされるのは、なんだかんだでこのベルクロストラップだったりします。ミリ単位での調整が出来ますし。
Raphaはこのシューズにあえてベルクロを採用することで、アッパーのレザーが足に馴染んでからでも対応できるフィット感を目指したのでしょう。

タン部分は中心部分のみ肉厚でクッション性があり、足入れ口も程よいボリューム感で、引き足でかかとが激しくずれるようなこともありません。

私はスポーツバイク歴２年半の未熟者ですが、このシューズを履いて自転車を漕いだときに衝撃を受けました。「なんて硬いソールなんだ！」と。

貧脚の自分はまだまだこのシューズを履きこなせていませんが、剛脚自慢の諸兄でしたら、間違いなく満足していただけるはずです。
重量は304ｇと、決して超軽量ではありませんが、特に気になる重さでもないかと思います。
あとは、レザーアイテムですのでケアを怠らずにしてあげてください。

正直、この価格で発売できるのはTOKYO Wheelsだけです。
円安だとか、そんな話もささやかれていますが、その前に。
春に向けてシューズの新調を検討してみてはいかがですか？

▼Rapha（ラファ）の商品ページはこちら

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